仲間と一緒に汗を流し、交流を深めます。幕末の志士が駆け抜けたとされる「萩往還」を、この春、山口県に採用された新人職員が21日、歩きました。
県にこの春採用されたのは191人。新人職員同士の交流を深めてもらおうと、毎年研修の一環で萩往還の道を歩いています。県庁を出発し、六軒茶屋跡までの約5.8キロを徒歩で往復します。道中、やまぐち萩往還語り部の会のメンバーに、萩往還の歴史を紹介してもらいながら、ハードなコースに挑みました。スタートからおよそ2時間半。折り返し地点に到着しました。
新人職員
「初めてみなさんとお会いできたんですけど一緒に歩けてすごい楽しいです」
別の新人職員
「坂が多くて結構滑りやすいので登るのが大変でした」
別の新人職員
「母親に大きいおにぎりを作ってもらいました。地元が山口市なんですけど、地元の歴史について深く知る機会があってとてもよかったです」
帰りは下り坂が待っています。新人職員はあす以降、公務員倫理やマナーの研修を受け、来週から本格的な業務が始まります。