大分市都町の路上で19日、45歳の男性が若い男女のグループから暴行を受け、現金を奪われた事件で、警察は事件直前、このグループと被害者との間で何らかのトラブルがあったとみて捜査しています。

大分市都町に設置された防犯カメラの映像です。事件のあった19日午前2時半ごろ、男性1人と複数の男女がもめている様子が映っています。このあと全員は事件のあった現場の方へ向かっていきました。

この事件は19日午前2時45分、若者グループが市内に住む看護師の男性(45)に暴行を加え、現金を奪って逃走したものです。

警察によりますと、男性は事件直前、現場近くの公園でグループの1人から声をかけられ、走って逃げましたが、国道197号の路上で追いつかれ、投げ飛ばされるなどの暴行を受けて、左足首を骨折する大けがをしました。

被害を受けた男性はグループと面識がなく、5~6人の男女がいて現金約30万円を奪われたと話しているということです。

グループは10代から20代とみられ、警察は事件直前に被害者の男性とグループとの間に何らかのトラブルがあったとみて捜査しています。