19日の山陰地方は高気圧に覆われ、各地で30度を超える真夏日となりました。この暑さの中、鳥取県鳥取市の鳥取砂丘では、観光中の男性が熱中症の疑いで救急搬送され重症だということです。
消防などによりますと、19日午後2時半ごろ、鳥取砂丘の高さが約47メートルある「馬の背」と呼ばれる丘の頂上で、顔が真っ青になり呼吸が苦しそうな男性を巡回中の職員が見つけ消防に通報しました。
男性は30代で、鳥取市内から観光に訪れていて、発見時は意識はありましたが会話ができない状態だったということです。
男性は駆けつけた消防隊員により救急搬送されましたが、熱中症の疑いがあり重症だということです。
19日の鳥取市は、今年最も暑く全国で7番目となる30.4度を記録していました。