夏日続出で今年一番の暑さ 週末も季節外れの陽気に

日比キャスター:
この先の天気はどうなりそうですか。

森田気象予報士:
日本海側には低気圧があり、北日本は前線の影響で雷が起こりやすい状況です。

問題は、太平洋にある高気圧です。高気圧は普通、西の方からやってくるのですが、太平洋側にある高気圧は夏の高気圧のようで、ずっと南風を送り込み、気温が上がるといえます。

18日の最高気温は、▼川本(島根)で30.5℃、▼米子(鳥取)で29.9℃、▼東京で24.9℃、▼福岡で28.1℃。

19日(土)から20日(日)にかけては、仙台あたりの北日本まで広く暖気に覆われ、25℃以上の夏日になる可能性があります。

25℃なので、さすがに熱帯夜にはならないと思いますが、夜も暖気に覆われている地域があります。

【19日(土)と20日(日)の予想最高気温】
●仙台 19日:25℃ 20日:23℃
●東京 19日:28℃ 20日:25℃
●名古屋 19日:28℃ 20日:24℃
●甲府 19日:30℃ 20日:25℃
●福井 19日:28℃ 20日:25℃
●京都 19日:28℃ 20日:24℃
●松江 19日:26℃ 20日:18℃
●福岡 19日:26℃ 20日:23℃

黄砂もやってきているので、黄砂の影響もありそうです。

日比キャスター:
花粉が落ち着いてきたと油断をしていたんですが、今度は黄砂ということでしょうか。

森田気象予報士:
黄砂と花粉の両方が合体した形でやってくるという感じでしょうか。最悪ですよね。

19日、西日本は晴れ時々曇りのところが多くなりそうです。気温が上がり、最高気温は25℃以上のところが多いでしょう。

東日本も晴れ時々曇りのところが多いですが、北陸は一時雨の予報になっています。これは前線の影響なので、雷を伴うこともありそうです。

19日にかけて前線が通過する影響で、北海道では一時雨、東北地方などでも一部でにわか雨があると思います。

日比キャスター:
お花見するときは、ぜひ紫外線対策をお願いします。

==========
<プロフィール>
気象予報士 森田正光さん
1950年名古屋市生まれ
1969年に(財)日本気象協会に入り、1978年ごろからテレビで天気解説
趣味は将棋、散歩、島バナナ研究