伊那市の70代の女性が現金2600万円をだまし取られる被害に遭いました。
調べによりますと、今年1月下旬、女性の携帯電話に、息子を名乗る男から電話があり、「仮想通貨で儲けた時の税金を申告していない」などと言われました。
続いて、弁護士を名乗る男から「国税庁に納める税金を送ってほしい」「税金の延滞金を送ってほしい」などと電話で要求されました。
女性は、指定された神奈川県と東京都の住所に、7回にわたって現金合わせて2600万円を発送したということです。
さらに、女性は、現金を発送するたびに手数料名目で電子マネーを合計14万円分を購入し、番号を電話で伝えていました。
警察では、知らない電話番号や非通知の電話には出ないようにするなど注意を呼びかけています。