高知県南国市の観光農園で子どもたちの健やかな成長を願うフラフがあげられました。地域の住民から譲り受けた大切なフラフです。
南国市の西島園芸団地では30年以上前から地域の人や訪れた人たちに楽しんでもらおうと、端午の節句を前にフラフをあげています。フラフは合計で8枚。大きいものではたて4.4メートル、横幅6.3メートルもあります。フラフは地域の住民から譲り受けたもので、中には長い間風を受けたことにより破れてしまったものもあるそうですが、補修して再び空にあげ、大切に思いを繋いでいます。

(高松から)
「大きい節句の旗ってなかなか見ることないので、しかもこれだけ数が多いのは、そうそう見ることないから豪快で高知っぽいなって」
(西島園芸団地営業部 澤村潤 主任)
「小さいころから知ってるお子さんのフラフも上がってますので、もうその子も立派な社会人になって随分月日も経って、でも大きく成長してよかったなというのが実感あります。県外の方はご存じじゃない方もいますので、高知の伝統行事・文化を伝えていきたいと思います」
フラフは5月末まで揚げられる予定です。