琉球銀行は17日、システム障害が発生しインターネットバンキングを利用できない状態が約10時間続いたと発表しました。詳しい原因は調査中ですが、サイバー攻撃ではなかったということです。

琉球銀行によりますと、17日午前9時過ぎから午後7時過ぎにかけて個人や法人向けのインターネットバンキングを利用できない状態が、約10時間続きました。

琉球銀行のほかにも長野県が地盤の八十二銀行をはじめ、琉球銀行とシステムを共同化している全国の銀行8行で、17日同じようなトラブルが相次いで発生したということです。

共同システムの通信状態が不安定になっていたことから、当初サイバー攻撃の可能性が指摘されていましたが、その後の調査でサイバー攻撃ではなかったことが分かりました。

個人情報などの漏えいは、なかったということです。

琉球銀行は「ご迷惑やご不便をおかけしたことを、深くお詫び申しあげます」とコメントし、トラブルの原因を詳しく調べています。