「おだいっさん」の愛称で親しまれている九州三大春祭りの一つ、宮崎県延岡市の「今山大師祭」が18日から始まりました。

古くから「お接待のまつり」として知られている「今山大師祭」。

延岡市の今山大師寺には多くの人が訪れ、高さ17メートルの弘法大師像を前に、家内安全などを祈願していました。

(訪れた人)
「結構毎年来ている。(弘法大師が)いつも穏やかに見守ってくれているのでありがたい」
「18年ぶり。懐かしい気持ち」
「きょう誕生日。70歳までみんなから愛されてうれしく思ってると祈願した」

また、近くの中央商店街にはメジャーリーグドジャースの大谷翔平選手と愛犬「デコピン」をイメージした名物の見立細工も展示されています。

「今山大師祭」は20日まで開かれ、能登半島地震の復興支援として徳島市の「阿波踊り」チャリティー公演が行われるほか、最終日にはおよそ1100人が参加する市中パレードが予定されています。