「誰が見ても危険な自宅…それでも私は帰りたい」
自宅が大規模半壊と認定された秡間美知子さん。景勝地・白米千枚田の保全に取り組んできた住民のひとりです。

輪島市の担当者「千枚田の世話をするための道具が自宅から出ればいいですよね?私の方からお願いしておきます。」
白米千枚田愛耕会・秡間美知子さん「あら、嬉しい。」

白米千枚田愛耕会・秡間美知子さん「誰が見てもここに住んだら危険ですよ。だんだん屋敷が陥没していくし、上から水が押し寄せて、山の土砂が落ちてくるけど、それでも私は帰りたい。」
戻りたくても戻れない。輪島市以外への避難を強いられる住民のため、市ではより良い相談会の在り方を模索します。

輪島市市民生活部・被災者生活再建支援課・堤聡 課長補佐「どうしても遠方だと輪島の方に出向いて相談が難しい。例えばここに買い物に来たついでに少し話を聞こうとか、そういったこともできると思う。」
住宅説明会は19日までイオンモールかほくで開かれ、市の担当者も相談者の自宅を実際に確認するということです。その後は専門家の意見を聞きながら、今後、必要な対応を検討していきす。