知事の考える 再稼働是非の判断プロセス
新潟県の花角英世知事は、まず再稼働に関する判断材料を集め、「リーダーとして結論を出す」としています。
そして、その結論について県民の意思を確認するとし、その方法は“信を問う”のが一番重いとしています。
2期目となる再選後の会見では、住民投票の可能性についても触れていました。

【花角英世氏(2022年)】
「方法は決めているものはない。ただ、一般的に『信を問う』という言葉は重い言葉。解釈の可能性という意味では、議会の信任とかあるいは住民投票とか、それは可能性としてはあるのかもしれませんが、一般的な語感からすればまさに『存在をかける』という意味合いが強いと思いますけどね。知事選挙は当然1つの形だと思いますが」

再稼働の意義を認める柏崎市の桜井雅浩市長は、条例案の否決は「妥当」だとした上で、いまだに再稼働の議論が進まないことにやりきれなさをにじませました。
