レギュラーシーズンは3位

SAGA久光スプリングス

バレーボールSVリーグの初代王者を決めるチャンピオンシップがいよいよ今夜から始まる。チャンピオンシップはレギュラーシーズン上位8チームによるトーナメント。同じチームと最大3試合行い、先に2勝したチームが勝ち進む。SAGA久光スプリングスはレギュラーシーズンを30勝14敗、3位で終えた。

攻撃の中心はアメリカ出身の26歳サムディ

ステファニー・サムディ選手

SAGA久光スプリングスは力のある選手がそろう。2025年度の日本代表にも西村弥菜美・荒木彩花・深澤めぐみ・北窓絢音の4人が選ばれた。その中で攻撃の中心はアメリカ出身の26歳、ステファニー・サムディ。「ステフ」の愛称でチームメイトからは呼ばれている。身長188センチの高さを生かした力強いスパイクが持ち味で、レギュラーシーズンではリーグ6位の721点を挙げた。

サムディ選手「チームではすごく貴重な経験をさせてもらっています。チームメイトは練習に来たら毎日ハードワークしていて、同じようにハードワークしなきゃと思っていたら、自分も成長して、うまくなっています」

明るい性格で、日本語も少しずつ覚えている。

サムディ選手「日本での生活を楽しませてもらっています。ご飯は美味しいし、いろんなところを探検しています。日本の歴史も学べるときは学んでいます。住んでいる鳥栖は静かで落ち着く。福岡や久留米にも近いからいろんなところに行っても簡単に戻ってこられるのが良いです」

チームメイトの長岡望悠にサムディについて聞いてみると。長岡望悠選手「素直だし、吸収力もすごいので、このリーグの中でも見違えるくらいどんどん成長しています。私の感覚的にステフは耳がすごく良い。日本語の音をよく聞いているし、人を感じる力がすごく高いです」