女性のやせ過ぎや栄養不足は月経周期の異常などの健康障害を引き起こすとして、日本肥満学会が過度な「やせ願望」に警鐘を鳴らしました。
日本では、20代女性の5人に1人が低体重とされていて、先進国の中でも特に高い割合となっています。
若い女性のやせ過ぎや栄養不足は、▼骨密度の低下、▼月経周期の異常などの健康障害、▼不妊や、生まれてくる子どもの健康に影響を及ぼす可能性があります。
そのため、日本肥満学会はきのう、「女性の低体重/低栄養症候群」を新たな症候群として位置付けるためのワーキンググループを立ち上げ、今後、診断の基準や治療法を確立するための研究などを進めていくと発表しました。
日本肥満学会は、背景として、▼SNSやメディアの影響で「やせていることが美しい」という価値観が浸透していることや、▼貧困により、十分な食事をとれていないなどの社会的な要因があると指摘しています。
注目の記事
福岡初のイスラム教徒へのヘイト街宣 1000年続く伝統祭礼「筥崎宮の放生会」を汚してまで…

「白いバースデーケーキが欲しい」食物アレルギーがある息子の願いが叶った日 【笑顔のケーキをあなたに 前編】

快適な秋は短くすぐ冬に…?今年も「四季」→「二季」か 22日冬の長期予報発表前に予報資料から見える“サイン”とは tbc気象台

「現金を使えない子が増えた」“新潟唯一の問屋”を継いだ駄菓子屋店主が日々感じる“現代の子ども”と時代を超えて続く“小さな社会” 新潟市秋葉区

「田舎の造園屋」が魂を込める“105万円の推し活” 同郷の横綱・大の里への愛があふれて社長は本場所の“懸賞金スポンサー入り”を決断

「お昼ごはん、何が食べたい?」と聞かれたら…どう答える?地雷ワードと神ワード 共働き世帯増も、家庭内の役割は変わらず?
