東京都の小池百合子知事はきょう、東京・江東区で、ベイエリアの各区長らとともに自動運転の車に試乗しました。

運転手不足や高齢化などから、都は自動運転の事業者の後押しを行っていて、去年(2024年)7月、有明やお台場などのベイエリアを自動運転の推進区域として設定しました。

今年(2025年)1月には自動運転の一般向けサービスが始まりましたが、さらに、都民の自動運転への理解を深めるため、きょう、小池知事がベイエリアの港区・江東区・品川区の3区長と自動運転の車に試乗しました。

小池知事は乗り心地について「快適だった」としたうえで、「これからもしっかりと各主体と連携していきながら、自動運転を促進させていきたい」と述べました。

試乗したあとには、都内で自動運転の事業に取り組む4つの企業と意見交換も行いました。

都の担当者は「今後も地元の自治体や民間事業者と連携し、都民が自動運転を体験できる機会を増やし、自動運転の取り組みを加速したい」としています。