青森県内の各地で2025年で一番の暖かさとなるなか、青森市と十和田市からもサクラの開花の便りです。いずれも平年より「早咲き」となっています。
青森地方気象台でのサクラの開花の発表
「5~6輪の開花が確認できましたので、本日サクラが開花したということにさせていただきます」
青森地方気象台は、17日午後3時にサクラの開花を発表しました。
市川麻耶 キャスター
「午後3時の青森地方気象台です。手元の気温計は19℃となっています。この暖かさで花が開き、さきほど開花が発表されました」
青森市は、日中の最高気温が2025年で初めて20℃まで上がり、開花が一気に進みました。2024年より2日遅いものの、平年と比べれば「早咲き」です。
青森地方気象台 藤田 淳 調査官
「(今冬は)雪は多かったが、気温自体はそれほど低くなく、平年よりも暖かかった。そういうことも影響しているんだと思います」
三沢で「6月下旬並み」の21℃となるなど、12の観測地点で2025年の最高気温となった17日の県内。
サクラの便りは、19.6℃まで気温が上がった十和田市の「官庁街通り」からも届きました。
約1.1kmに渡ってソメイヨシノなど155本が植えられている桜並木では、日当たりのいい場所にある木で、可憐な花が顔をのぞかせていました。
十和田市民
「すごくきれい。春らしくていい。緑とピンクのコントラストがいい」
五戸から訪れた人は
「きれいですね。天気もよくて散歩日和。息子が生まれて初めての春なので、いっぱい見に行きたい」
「官庁街通り」では、2024年より4日遅いものの、2000年に調査が始まって以降、5番目に早い開花です。
市によりますと、見頃は開花から6日後の4月23日ごろとなっています。