長崎県壱岐沖で3人が死亡した医療用ヘリコプターの事故で、国土交通省が17日 佐賀市の運航会社を立ち入り検査しました。

この事故は4月6日、6人を乗せて福岡和白病院に向かっていたヘリコプターが、長崎県壱岐沖で転覆した状態で見つかり、女性患者と付き添いの息子、男性医師の3人が死亡したものです。

これまでに海上保安庁や運輸安全委員会が事故の原因を調べていますが、国土交通省大阪航空局は16日と17日、航空法に基づいて運航会社のエス・ジー・シー佐賀航空を立ち入り検査しました。
大阪航空局は、佐賀航空の安全管理体制などを調べ、違反があった場合は行政処分なども検討するということです。