小学6年生と中学3年生を対象にした「全国学力・学習状況調査」が行われています。17日は全国で一斉に行われた筆記試験に、青森県内からも1万8000人あまりの児童・生徒が臨んでいます。
「全国学力・学習状況調査」は、教育指導の充実や学習状況の改善などに役立てることを目的に、文部科学省が全国の小学6年生と中学3年生を対象に毎年行っています。
県内では、国公立・私立あわせて399校、1万8000人あまりの児童・生徒が受けています。
このうち、青森市の筒井小学校では、試験開始の午前9時15分になると児童たちが真剣に問題に取り組んでいました。
試験科目は、小学校が「国語」と「算数」、中学校が「国語」と「数学」で、2025年は3年に一回程度実施される「理科」の試験も行われました。
また、家庭学習の状況や授業の理解度などを把握する質問調査は、4月18日~4月30日までに実施されます。
「全国学力・学習状況調査」の結果は、2025年の夏ごろに公表される予定です。