「ガソリンスタンドに行くたびすごく疲れる」 タクシー運転手は高騰を実感
金沢市内で30年のキャリアを持つタクシー運転手の森沢世志男さん。森沢さんの1ヵ月の走行距離は3000キロにもなるそうです。

個人タクシー運転手・森沢世志男さん「(ガソリン高騰の影響は)本当に大きいです。毎日毎日、仕事終わってからガソリンスタンドに行くたびごとに数字を見てすごく疲れます。わ、高いなと思って」
金沢個人タクシー協同組合に加盟する個人タクシーは171台ですが、全国的にLPガススタンドが減少していることもあり、ほとんどがガソリン車だと言うことです。
認可制で値上げができない業界にとって、ガソリン価格の高騰は収入減に直結します。
個人タクシー運転手・森沢世志男さん「本来なら売り上げを上げなければならないので、たくさん客のいる場所を流したり客を見つけに行くのも仕事ですから走ったりするが、これだけガソリン代が高いと無駄に走り回らないで金沢駅とか兼六園とかの待機場所でじっとしていることが多くなった。エンジンをこまめに切ったり昔から見るとすごくするようになった」