午後の東京株式市場で日経平均株価は一時600円以上下落し、3万4000円を割り込む場面もありました。

アメリカの半導体大手エヌビディアが来月発表される四半期決算で、最大55億ドル、日本円でおよそ7900億円の損失を計上する見込みだと発表しました。理由として中国向けに製造しているとされるAI向けの半導体の輸出について、政府から今後は許可が必要になるとの通知があり、販売先との契約取り消しなどがあったためと説明しています。

これを受けて、東京市場でも半導体関連株に売り注文が広がっていて、きのうから251円の下落だった午前の終値から下げ幅も拡大しています。