春の全国交通安全運動は15日が最終日です。子どもが被害に遭う事故を防ごうと、山口市の宮野小学校前で登校時間帯に取り締まりが行われました。

通学路の取り締まりは山口県内の警察署が一斉に実施しました。

県警によりますと去年、県内で交通事故でけがをした小中学生は127人です。そのうち33人が登下校中でした。

山口警察署・林久晃交通課長:「登下校時間中は多くの子どもたちが通行するので、ドライバーは一時停止や通行禁止といった標識をしっかり確認するとともに、横断歩道上に歩行者がいる場合は必ず止まることを徹底してほしい」

けさ、宮野小学校前では1時間の取り締まりで、通行禁止違反で8人が摘発されました。

警察は交通ルールを守って、ゆとりのある運転を心がけてほしいと呼びかけています。