愛媛県発注の公共工事で公表されていない調査基準価格を漏らしたとして、職員らが逮捕された官製談合事件を受け、愛媛県は調査基準価格をランダムに変動させる、再発防止策を発表しました。
愛媛県発注の公共工事を巡っては、適切な契約の基準となる非公表の調査基準価格を業者側に漏らし落札させた「官製談合防止法違反」などの罪で、先月、中予地方局河川砂防課の課長だった男が起訴されています。
これを受け中村知事は、今年6月から再発防止策を導入すると発表しました。
それによりますと、現在の調査基準価格を基本価格として、入札結果の発表を行う際、ランダムな係数と掛け合わせ、調査基準価格を変動させることで、公表されるまで誰も知りえないということです。
愛媛県内では松山など4つの市と町が、都道府県では大阪など8府県が既に導入しているということですが、中村知事は「それでも不当な働きかけがあるかも知れないので、職員の意識向上に努めたい」と話していました。
注目の記事
高市政権の物価高対策に野党から不満の声 与党は“物価高対策”を提言「重点支援地方交付金」とは【Nスタ解説】

【独自】八丈島・土石流被害の教職員住宅は「土砂災害特別警戒区域」指定も都は入居者に説明せず 2度の改修要求も工事は行われず「ちょっと間違えば死んでいた」 台風22号・23号

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









