きのう開幕した大阪・関西万博の現在の様子を、会場から尾藤記者がお伝えします。

万博会場のシンボルとなる大屋根リングの下に来ています。昼間は青空が見えていて晴れ間もあり、暖かかったのですが、30分ほど前から非常に強い雨、ゲリラ豪雨のような強い雨が降り始めました。来場者の方も多くの人がいま、逃げ惑うように大屋根リングの下に駆け込んでくるという状況です。

ただ、その大屋根リングなんですが、時折強い風に乗って雨が横殴りに降り込んでくるという状況になっていて、もう一枚羽織りたくなるような寒さを感じる天気になっています。

Q.平日のきょうの混雑具合は?

開幕日のきのうより来場者は少なくなった印象です。きのう最大90分待ちとなっていた人気のパビリオンも、きょうは20~30分ほどで入ることができるなど、比較的スムーズに入場できている様子が見てとれました。

また、きのうは「入場まで2時間ほどかかって疲れた」という声も聞かれましたが、きょうはそこまで長時間並んだという声は聞かれていません。

Q.大阪での開催ですが、地元の人たちの受け止めは?

大阪では街中の飲食店や駅などが万博の広告で溢れかえっているといえるほどで、機運の高さを感じます。実際、来場者に話を聞くと、遠方から来ている人より圧倒的に地元関西や大阪から来ている人が多く、逆に関西以外や海外からの来場者が少ないような印象を受け、取材をしていてもそういった方を探すのが少し難しいという状況です。