雷と突風及び降ひょうに関する気象情報 気象庁発表

関東甲信地方では、引き続き15日(火)夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となるでしょう。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な激しい雨に注意してください。
発雷確率のシミュレーション雨のシミュレーションは、画像で掲載しています。

15日(火)にかけて東日本の上空約5500メートルには、平年を10℃以上も下回る氷点下30℃以下の寒気が流れ込むでしょう。また、日本海を北東に進む低気圧や気圧の谷に向かって暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。
このため、関東甲信地方では引き続き15日(火)夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。
寒気のシミュレーションは、画像で掲載しています。

上空約5500メートルに予想される〈氷点下30℃以下の寒気〉は、〈真冬並み〉の寒気ですが、地上の気温が高いために〈雪〉が降ることはありません。
〈上空の気温〉と〈地上の気温〉の温度差が大きいため《大気の状態が非常に不安定》になるでしょう。

15日(火)夜遅くにかけて、落雷や竜巻などの激しい突風、局地的な激しい雨に注意してください。《発達した積乱雲の近づく兆し》がある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。
また、降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。