高速道路での交通事故を防ごうと、14日、山口県警高速隊がサービスエリアでシートベルトの着用などを呼びかけました。


キャンペーンは、春の全国交通安全運動の一環として、県警高速隊やNEXCO西日本などが共同で実施したものです。

後部座席を含めた全座席でのシートベルト着用や、逆走への注意を呼びかけるチラシなどがドライバーらに手渡されました。

美東サービスエリアの西側、美祢ー下関インターチェンジ間は、事故が多い区間です。

去年は、単独事故のあと車内に残っていた女子大学生が後ろからきた車の衝突後に亡くなる事故が、おととしは、シートベルトをしていなかったとみられる男子大学生が車外に投げ出された後、後ろからきた車にはねられ亡くなる事故が起きています。

山口県警 高速道路交通警察隊 福澄淳一さん
「もし事故が起こった場合、故障が起こった場合は道路に立たない。車に残らない。すぐに避難するという形で、できるだけ自分の身を守る行動をしていただきたいと思います」

今後梅雨を迎えるにあたり、スタッドレスタイヤは雨に弱い特性があるため、高速隊は「ノーマルタイヤに早めに替えてほしい」と呼びかけています。