福島県須賀川市にある釈迦堂川のこいのぼりの掲揚が、今年は初めて休止されることがわかりました。

須賀川市では、1987年から毎年、釈迦堂川の両岸にこいのぼりを掲げていて、春の風物詩となっています。ところが、4月4日にこいのぼりを掲揚するポールにひび割れなどが見つかったことから、市は、掲揚は危険と判断し、今年は初めて休止することを決めました。市はポールについて「こいのぼりを掲揚しなければ倒壊の危険性はない」としています。

市の担当者は「市内外問わず、毎年楽しみにしている方が多いので来年度以降、何らかの形で楽しんでいただきたい」と話していて、ポールの修繕や買い替えなどを含めこいのぼりを掲揚する方法を検討しています。