飢餓に苦しむアフリカの人々に支援米を送ろうと12日、熊本県天草市の園児たちが田植えを行いました。

この田植えは 食料不足に苦しむ発展途上国に米を送る取り組みのひとつで、1996年から「食と農を考える天草フォーラム」が毎年行っています。

田植えには 地元の園児や関係者など約50人が参加。

苗の植え方を教わった後、園児たちは 10アールの田んぼに等間隔に引かれた目印をもとに苗を植えていきます。

初めて田んぼに入る園児もいて 足を取られながらも ひとつひとつ丁寧に苗を植え付けていきますが、しばらくすると園児たちは田植えよりも泥遊びに夢中になっていました。

「植えるところが楽しかった」「飛ぶのが楽しかったです」(園児)

「少しでも食べ物の大切さとか農業の大切さを感じて貰えればと思います」
(食と農を考える天草フォーラム 山下和弘代表)

8月には稲刈りが行われ、支援米として約90kgの玄米がマリ共和国へ送られます。