ロシア大統領府は、プーチン大統領がアメリカのトランプ政権の特使と11日に会談を行うと明らかにしました。

トランプ政権のウィットコフ特使は11日、ロシアのサンクトペテルブルクを訪問しました。

ペスコフ大統領報道官は、プーチン大統領がウィットコフ氏と会談を行うとし、ウクライナ情勢について協議を行うと述べました。

トランプ大統領はウクライナ情勢をめぐるプーチン氏の態度に「むかついた」と述べるなど、ロシアが停戦に応じず、事態を引き延ばす場合は新たな制裁を科す可能性を示しています。

今回の会談について、ペスコフ氏は「トランプ氏からのメッセージがあるだろう」とする一方で、「ロシアの懸念を伝える良い機会となる。大きな進展は期待すべきではない」としています。

また、会談では、プーチン氏とトランプ氏の対面での首脳会談についても議論される可能性があるとしています。