山陰両県でも、去年の出生数が過去最低を記録するなど少子化傾向が続いています。
しかし、一方で、必要な保育士は不足していて、各保育園などでは保育士の確保に頭を悩ませているといいます。その背景を取材しました。
4月8日。
鳥取県米子市の「ひばり保育園」では入園式が開かれ、0歳児から5歳児までの合わせて16人が新たに仲間入りしました。
保護者は
「小さく生まれたが、無事に保育園に入れるくらい大きくなってくれて安心している」
「保育園でみんなと遊んで、元気に育ってくれたらよいかな」
そんな中、ちょっぴり不安そうな女性の姿が…
ひばり保育園 花宮天華さん
「初めて保育士するんですけど、不安な気持ちもあるけど、子どもが好きで保育士目指していたので、楽しみの部分もある」
米子市出身の新人保育士・花宮天華さん20歳。
この春、松江市の専門学校を卒業し、憧れの保育士になりました。