熊本県天草地方の田んぼではレンゲソウの花が満開となり、田植え前の田んぼをピンク色に彩っています。

4月11日、熊本県天草市五和町(いつわまち)の畑では、春の日差しをいっぱいに浴びたレンゲソウが可愛らしい花を咲かせています。

このレンゲ畑は、景観や防災など田んぼの多面的な機能を維持・発揮しようと、天草市五和町の城木場(じょうきば)地区が取り組んでいるものです。

種は約1ヘクタールの田んぼに去年(2024年)12月にまいたということですが、ここ数日の温かさで花を咲かせ、辺り一面をピンク色に染めています。

この陽気に誘われてか、レンゲの花の蜜を求めてミツバチが飛び回っていました。

この地区では4月20日ごろから、早期米の田植えの準備のために田んぼが掘り起こされますが、レンゲソウはそのまま稲の肥料にされるということです。

満開の花を楽しめるのは、あと1週間ほどです。