愛媛県は、4月11日、愛媛県今治市にある焼肉と寿司の食べ放題店「もがみ今治」で、ノロウイルスによる集団食中毒が発生したとして、5日間の営業停止処分にしたと発表しました。
県によりますと、4月6日に同店を利用した客から保健所に「食中毒症状がある」との連絡があったということです。

保健所が調査したところ、4月6日に同店で食事した89人のうち、6歳から53歳の男女38人が食中毒のような症状を訴え、うち26人が医療機関を受診していたということです。

そして、保健所では・患者に共通する食事が「もがみ今治」で提供されたもののみであること、同店の調理従事者と複数の患者から、ノロウイルスが検出されたことなどから、同店の食事を原因とする食中毒と断定しました。

なお、患者は快方に向かっているほか、「もがみ今治」は4月9日以降、営業を自粛しているということです。

【4月6日の提供メニュー】
・寿司(ツナマヨ他)
・焼肉(ホルモン他)
・野菜(たまねぎ他)
・その他食事(石焼ガツうま炒飯、肉みそご飯、チヂミ、枝豆、たけのこメンマ、コーンきつねうどん、梅しそ冷麺他)・デザート(ごま団子他)

また、愛媛県と松山市は、ノロウイルス食中毒が2週間以内で続発したことを受け、4月11日から6月19日までの10週間「ノロウイルス食中毒注意報」を発表しました。