福島県外から特別出向して被災地の治安維持にあたる、いわゆる「ウルトラ警察隊」の入県式が11日、行われました。

今年、新たにウルトラ警察隊に加わったのは、16の道府県と皇宮警察から特別出向した32人の警察官です。ウルトラ警察隊は、震災と原発事故の後、被災地のパトロールや行方不明者の捜索にあたりこれまでのべ1949人が活動してきました。

福島県警の森末治本部長は「特別警ら隊の誇りを胸に、福島の復興のために全力を尽くしてほしい」と訓示しました。

青森県警から出向・佐藤廉巡査部長「いまの福島県の姿を目で確かめ、福島県の治安を守るための力になりたいとの強固な意志を持ってここに集結しました」

今年度、ウルトラ警察隊は、去年から継続して活動する6人を加えた38人で活動します。