青森県弘前市の櫻田宏 市長は、“豪雪”の被害を受けた市内のリンゴ園を視察し、雪の重みから枝を守る「支柱」の購入費の補助を決めました。

櫻田市長は9日、弘前市議会とともに石川地区の工藤博喜さんのリンゴ園を訪れ、豪雪による被害状況を確認しました。

この園地では、栽培する「ふじ」や「王林」など105本のうち、約30本に「枝折れ」や「幹割れ」がみられ、10本ほどは修復が完全にできない状態となっています。

リンゴ農家 工藤博喜さん
「もう地獄でしたね。あまり来ないように見ないようにして。(雪が)消えてから作業始めた状況。恐ろしかった」

櫻田市長は農家の意欲を保つ取り組みが重要として、市議会の合意のもと「苗木」の購入を補助する事業に「支柱」も対象に加えることを決めました。