「ラフ褒め」「最中褒め」「引用褒め」 若者の正しい褒め方

山形キャスター:
どうやって褒めていけばいいのか、例を見ていきます。

【最近の若者 どうやって褒める?】
悪い例
・大勢の前で褒める
・比較して褒める
・年齢、学歴で褒める

良い例
・ラフ褒め
・最中褒め
・引用褒め
※SHIBUYA109 lab.調べ

悪い例として、「〇〇より良かったよ」と比較するのはよくないですね。他にも、年齢や学歴を持ち出して「20代なのにすごいね」「さすが〇〇大出身!」というのはNGということです。

良い例の「ラフ褒め」というのは、通りすがりに「あのプレゼンよかったね」と、“さりげなく”が重要だそうです。

「最中褒め」というのは、結果ではなく、頑張っているときに褒めてほしいということです。

「引用褒め」というのは、「BさんがAさんの〇〇、良いと言っていましたよ」というものだそうです。

井上貴博キャスター:
第三者から言われる良さということですよね。

世代・トレンド評論家 牛窪恵さん:
夫婦でも、子どもが「ママ、綺麗って言っていたよ」みたいに言わせると、夫の評価が上がるというものがありますよね。

出水麻衣キャスター:
「ラフに褒める」のはやっているかもしれませんが、すれ違ったときにパッと言葉が出てこないことがあるんですよね。

世代・トレンド評論家 牛窪恵さん:
Z世代と言われる20代の人たちの研究をしているのですが、大勢の前で褒められるのは「ひいきにされている」と見られたくないとか、「恥ずかしい」という思いも働くんですよね。

差別などにも敏感なんですよ。「男らしく」「女らしく」は絶対NGで、「年齢・学歴」もそうです。

ちゃんとした根拠がないとダメで、「こういうところがこういうふうに良かったよ」、「こういうところがこういうふうにダメだから」など、できれば一対一の状態で言った方がいいというのが今の考え方ですよね。