山梨大学 医学部 川村龍吉教授(皮膚科):
「ウイルスが神経節にずっと潜伏し、これは一生潜伏しているが、免疫が落ちてウイルスが再活性化して皮膚に出てくるのが帯状ほう疹」
「普通は水ぼうそうと同じような水ぶくれが体の片側に出てくる」
子どものころに発症した水ぼうそうは、治ったあとにも体内にウイルスが潜伏し続け、加齢や疲労、ストレスなど免疫力の低下によってウイルスが活発化し『帯状ほう疹』が発症します。

山梨大学医学部の川村教授によりますと、2014年に子どもへの水ぼうそうワクチンが定期接種になったことで水ぼうそうに感染する子どもが減った一方で、親は免疫力を高める機会を失うため、若い世代でも患者が増えているということです。