トランプ政権の「相互関税」では、EU=ヨーロッパ連合に20%が課せられます。EUはアメリカ製品に25%を課す関税案を加盟国に提案していて、15日にも一部が発動される見通しです。
トランプ政権が9日に発動する「相互関税」では、EUは20%が課せられることになっています。
こうした動きを受け、ロイター通信によりますと、EUはまず、すでに発動している鉄鋼とアルミニウムへの25%の関税の報復として、アメリカからの農産物や鶏肉など多くの輸入品に最大で25%の関税を課すことを加盟国に提案していて、15日に一部が発動されるということです。
記者
「出荷を待つワインがずらりと並んでいますが、アメリカへの出荷は半月近く停止しているということです」
EUが先月発表したアメリカ産ウイスキーなどへの報復関税をめぐっては、トランプ大統領が「ワインなどに200%の関税を課す」と言及したことで、フランス産ワインの輸出がすでに一部で停止しています。
フランスのワイン輸出業者
「アメリカの輸入業者からの注文は完全に止まりました。アメリカに向けた売上は25%減少すると予想しています」
先行きの見えない関税の応酬に動揺が広がっています。
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