8日、満開のサクラのもと、山口県山口市の小さな小学校で4人だけの入学式が行われました。

上級生たちも歌などのパフォーマンスで新入生を迎えました。



山口市阿東のさくら小学校は、全校児童28人の小さな小学校です。

手作りのゲートをくぐって4人の新入生が入場しました。



今年入学したのは、男子3人女子1人です。

入学式には、2年生から6年生までの上級生も出席しました。

1人1人の名前が呼ばれると、新入生らは元気よく返事をして立ち上がりました。

式では山縣雅弘校長が「さくら小学校はとても楽しいところです。元気に勉強したり遊んだりしましょう」と新入生らを励ましました。

上級生が下級生の面倒を見るというのが学校の伝統だということで、6年生7人が5年生の時から練習したパフォーマンスを披露して、新入生らを迎えました。



式のあと、新入生らはサクラが満開の校庭に駆けだしていきました。

児童
「漢字を頑張りたいです!」
「給食をいっぱい食べたいです!」
「算数を頑張りたいです、足し算!」
「体育でとび箱を頑張ります!」

新入生の授業はあすから始まり、初めての給食も味わいます。

来月には運動会も予定されていて、地域の人とも交流しながら行事に取り組むということです。