山口県内唯一の女子校だった山口市の中村女子高校で、一部の学科が男女共学となり、校名も変更されました。

山口中村学園高校として初めての新入生を迎えました。



山口中村学園高校 鶴永幸彦 校長
「校名も山口中村学園高等学校と改め生まれ変わり、新しく出発します」

8日、校名変更式に在校生189人が出席しました。

前身の中村女子高校は1867年に設立された、歴史ある私立の女子高校です。

県内で唯一の女子校となっていましたが、少子化で生徒数が減少していることから、5つある学科のうち看護、福祉、調理の3つの学科を今年度から男女共学としました。

山口中村学園高校 中谷月穂さん
「慣れ親しんだ校名が変わるというのは少しさみしい感じもしますけど、これから男子生徒も入ってきますし、校名が変わって新しい歴史を築いていけたらと思います」

午後には入学式が行われ、男子生徒19人を含む159人の新入生を迎えました。

山口中村学園高校では来年度、残る2つの学科も共学化することが決まっています。