ミャクミャクの500円硬貨、実際に使える?自販機では?
ところで、人気を集めているミャクミャクの500円硬貨ですが、この硬貨は実際に自動販売機などで利用できるのでしょうか?
財務省のホームページによると、記念貨幣については、法律で「貨幣として定められている」ことから、通常の貨幣と同じように使用できるとしている一方、「いろいろな素材で作られていたり、大きさが異なったりするため、自動販売機などでは使えないことがあります」としています。
改めてこのミャクミャクの500円硬貨を見てみると、2021年から発行されている現行の『新500円硬貨』と大きさや重さが同じで、直径が26.5mm、重さが7.1gとなっていますが、デザインは全く違います。
では、このミャクミャクの500円硬貨は自動販売機で使えるのでしょうか…。素朴な疑問を、自動販売機のシステムに詳しい日本自動販売システム機会工業会に問い合わせてみました。
(日本自動販売システム機会工業会の担当者)
「結論としては、(500円通貨として)通るものもあれば、通らないものもある」
その理由として、今回のミャクミャクの500円通貨と新500円玉は同じ材質が使われていますが、大きく異なるのは図柄で、これが影響して、自動販売機で得られるデータが変わるため、使える自動販売機もあれば、使えないものもあると説明してくれました。
よって、新500円玉に対応している自動販売機であれば「可能性はある」とのことです。