熊本県警の採用試験受験者数が年々減少する中、警察職員の獲得に向けたプロジェクトチームの指名式を行いました。

熊本北合志署 児玉海心巡査「これまでの経験から得た、警察業務のやりがいや魅力を積極的に発信し、将来の熊本県警察を共に担う優秀で使命感のある人材の確保に努めます」

熊本県警は、人材確保を目的に2007年から「リクルートプロジェクトチーム」を立ち上げていて、4月8日、新たに若手の警察職員を中心とした18人がチームメンバーに指名されました。

県警刑事部鑑識課 佐藤好さん「水害の経験を人吉でしたので、そういった時にどういう活動を自分がしたのかなども伝えていければ」

採用試験の受験者数は年々減少していて、県警は危機感をにじませています。

熊本県警察本部警務課 髙永祐毅課長補佐「厳しい採用情勢にあると感じています。若い発想で、いろんなアイデアを出してもらって効果的な採用活動を展開していければいいなと思います」

プロジェクトチームの任期は2年間で、メンバーはSNSでの情報発信や、出身校でのアピールなどに努めるということです。