能登半島地震のあとに避難生活などが原因で亡くなった「災害関連死」について、富山県氷見市の審査会は7日、氷見市内の女性1人を認定しました。氷見市の認定は初めて、県内での災害関連死は4人目です。
災害関連死と認定されたのは、地震後に心不全で亡くなった氷見市の女性1人で遺族の要望で年齢などの詳細は非公表となっています。

災害時の避難生活による健康状態の悪化などが原因で亡くなる「災害関連死」は、遺族の申請を受けて医師や弁護士などで構成される自治体の審査会が判断することになっています。
遺族には災害弔慰金が支給され、亡くなったのが家計を支える人だった場合、500万円、その他の場合は250万円となっています。
県内で能登半島地震の災害関連死と認定されたのは、高岡市の2人、富山市の1人に続き4人目です。