新潟県 上越市の山中で発生した県営発電所の水管の破断は、最初に土砂崩れが起き、それによって水管が壊れた可能性があることが県への取材でわかりました。

土砂崩れが発生したのは大規模改修工事が行われていた県営高田発電所です。

ダムから発電所につながる水管が壊れ、一時大量の水が流れ出て周辺では大規模な土砂崩れが発生し、鉄塔2基が倒れました。

県によりますと、水管の破損の状況などから最初に土砂崩れが発生し、それに伴って水管が破断した可能性があるということです。

土砂崩れにより、流れ出た流木で下流の取水堰がせき止められ周辺の田畑が浸水する被害も出ていました。

県は、土砂崩れが起きた原因を詳しく調べています。