ことし2月の長崎県内の有効求人倍率は1.13倍で、2か月連続で前の月を下回りました。

長崎労働局によりますと県内のことし2月の有効求人数は2万5472人、有効求職者数は2万2449人で、仕事を求める人1人に対する求人数を示す有効求人倍率は1.13倍と2か月連続で前の月を下回りました。新規求人数は9815人で2か月ぶりに前の年の同じ月を下回っていて、建設業と運輸業・郵便業で増加した一方、生活関連サービス業・娯楽業など幅広い産業で減少しました。

長崎労働局では「求人が求職を上回る中で、求人の持ち直しの動きが続いているが、物価上昇などが今後の雇用に与える影響を注視する必要がある」としています。