初期症状なくても、胃カメラで早期発見に…

食道がんの初期は症状がほとんどなく、自覚症状が出たときにはがんが進行しているケースが多いといいます。

ただ、胸がしみるような感覚や飲み込みにくさなど、のどの違和感から、早期の発見につながるケースもあると柄田医師はいいます。

さらに柄田医師は、胃カメラの精度が上がっているので、胃カメラで検査をした場合の早期発見も増えているということです。

一方、(体の正面から見て)食道は心臓と重なっている場所にあるので、レントゲンで詳細に認識することは困難だといいます。