■官民が連携しキャンプを道内へ誘致
・まちのミライ 渡部真也特任執行役員
「キャンプの適地が南北逆転して、北海道・東北エリアが、キャンプの最適地に変わる」
4月、官民連携で設立された「ホッカイドウ・サッカー・キャンプ・コネクション」。

キャンプを涼しい北海道に誘致するのが目的で、自治体とチームの橋渡しや、キャンプに必要な設備などをアドバイスします。
現在、主要なキャンプ地の沖縄では、経済波及効果が約21億円。これを北海道に呼び込むチャンスなんです。
・堀内大輝アナウンサー
「札幌市清田区の白旗山競技場です。こちらにはサッカーコートが2面あって、札幌市は、ここにJリーグチームのキャンプを誘致しようと動き出しています」
白旗山競技場は、東京オリンピック・パラリンピックの公式練習場となった実績があり、すでに、数チームから問い合わせがきているそうです。

札幌市スポーツ都市推進課 枝元俊晴課長
「大きく3つの要素が合宿には必要だということが分かりまして。1つが『芝』ですね。『芝の状況』と『宿泊地であるホテル』ということ」
「それと、『練習試合をするために複数チームが近辺に合宿をしている』と身近にあるということが大事。その3つとも兼ね備えているのは札幌だと」
ほかに、プレミストドームや厚別公園競技場もありますが、イベントや陸上競技の利用があるため、キャンプは難しいと判断しました。
誘致できるのが1チームとなると、コンサドーレがいても「複数チームが近辺で合宿」の条件を満たすには、周辺のマチの協力が必要です。
・札幌市スポーツ都市推進課 枝元俊晴課長
「札幌周辺の自治体にもぜひ合宿誘致を。今いろいろと動かしていこうかなと思っているところ」
一方、北海道内のトップを切って、誘致が決まったマチがあります。