新年度が始まってからすっきりしない天気が続きましたが、4日は久しぶりに晴れ間が広がりました。

こうした中、仙台管区気象台は、仙台でのサクラの開花を発表しました。
平年より4日早く、2024年より2日遅い観測です(平年4月8日・2024年4月2日)。
伊藤諒気象予報士
「きょうは久しぶりに日差しが届いています。サクラの標本木はつぼみがだいぶ膨らんでいまして、白い花も確認できます」
午後3時頃、仙台管区気象台の職員がソメイヨシノの標本木を観測しました。
5、6輪以上の花が咲いていることがサクラの開花基準となります。

念入りに観測すること、20分あまり。
その結果はー。
仙台管区気象台観測整備課 畠山孝浩 主任技術専門官
「6輪咲いているのを確認しましたので開花を観測です。ここ数日は気温が平年より低い日が続いたんですけれども、4日は天気が回復して、そういうこともあって開花に至ったのかなと思います」

悪天候が続き開花は足踏み状態でしたが、6輪の花が咲いているのが確認され開花発表となりました。

サクラを見に来た人
「やっと寒さから抜け出せるかなと期待しています」
「今からは一斉に咲き始めると思います」
5日からは、穏やかな天候となる見込みで一気に開花が進みそうです。