全国的にコメの高騰が続く中、新潟市では田植えに向けた苗づくりが始まっています。

県内最大のコメの出荷量を誇るJA新潟かがやきでは先月31日から苗づくりが始まりました。

新潟市 西蒲区では育苗箱にコシヒカリなどの種もみと土を入れる作業が進められていました。
コメの価格高騰が続く中、県は今年の主食用米の目標生産量を去年より1万6400トン多いおよそ56万2400トンに設定しました。

異例の増産計画に踏み切っていますが、今年は前年並みのおよそ9万2千枚分の育苗箱の注文が入っているということです。

【JA新潟かがやき 五十嵐誠喜 部長】「需要がある枚数をここでは作るということで今作業してもらっています」

JA新潟かがやきは今年は安定したコメの収量や品質を目指していくとしています。