大学生も期待を胸に一歩を踏み出しました。
松本市では、信州大学の入学式が行われました。

入学生代表 農学部・佐藤拓海さん:「将来の夢や目標に向かって努力し続け、社会に貢献できる人材となることを目指します」

信州大学の入学式には、8つの学部の新入生およそ2100人と大学院生900人余りが出席しました。

信州大学 中村宗一郎学長:「学びとは知識を得るだけでは終わらず、それを実践し、社会へと還元するところに真価があります」

中村宗一郎学長は学生へ「未来は行動することで創られる」と呼びかけました。

期待を胸に新たなスタートを切った学生たち。

繊維学部・県内出身:「入学式迎えて、大学生になったんだなと」

工学部・宮城県出身:「親元も離れて不安な気持ちもあるんですけど、(4年間で)本当にやりたいことを見つけて、一歩大人に近づければと思う」

工学部・県内出身:「松本がすごく好きでここの出身なんですけど、全国には自分のふるさとがなくなっちゃう人とかもいるわけじゃないですか。そういう人たちにふるさとを残せるように、都市計画などで何かできたらなと」

工学部・広島県出身:「一番はサークルが(楽しみ)。どんなのがあるのかなとか調べたりしていたら、すごく面白そうなのがたくさんあるので」

繊維学部・愛知県出身:「寮生活です。みんなでお風呂に入ったり部屋に集まってご飯を食べたり、めちゃくちゃ楽しみです」

新入生は最初の1年間を松本キャンパスで過ごしたあと、2年生からは、長野や上田など県内5つのキャンパスに分かれて学びを深めていきます。