佐久市の土木工事業者「松田工業」が1日に事業を停止し、自己破産申請の準備に入ったことがわかりました。
民間の信用調査会社・帝国データバンクによりますと、松田工業は1968年の創業で、佐久市を主な商圏として、道路や水路、河川の補修工事などを手がけ、2021年9月期には台風災害の復旧工事の需要から約1億500万円の売り上げを計上していました。
しかし、災害復旧工事の終了や競合の激化などから売り上げが減少したことをはじめ、財務面がぜい弱だったため資金繰りがひっ迫したということです。
さらに代表が高齢で後継者もいないことから先行きの見通しが立たず、事業の継続を断念しました。
負債はおよそ7200万円です。