日本銀行高松支店は3月の短観を発表しました。香川県では県内の景気は製造業・非製造業ともに改善しています。
景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた割合を引いた業況判断指数は、全産業で前回調査から5ポイント改善しました。製造業が2ポイント、非製造業が7ポイントの改善で、価格転嫁が進み収益が改善したことや、インバウンド需要が増えたことなどが背景にあるということです。
一方、3か月後の先行きの見通しは全産業で9ポイント悪化、特に非製造業は14ポイント悪化していて、人手不足や需要減少への懸念がうかがえます。