大地震の犠牲者が3000人を超えたミャンマーの被災地できのう、日本政府が派遣した緊急援助隊が活動を始めました。

記者
「被災地のマンダレーに日本の緊急援助隊が到着しました」

きのう、震源に近いミャンマー中部のマンダレーに入ったのは、医師や看護師で構成された日本の国際緊急援助隊32人です。市役所の駐車場で2週間、仮設の診療所を開き、一日100人程度の患者を受け入れるということです。

マンダレーでは、先月28日の地震で被災した病院にけが人があふれるなど医療がひっ迫しているほか、厳しい暑さの屋外で避難生活を続ける市民も多く、感染症のリスクなども懸念されています。

矢間秀行団長は「被災者の気持ちに寄り添った支援をやっていきたい」としています。