この春から「放課後児童クラブ」を利用しているご家庭もあるのではないでしょうか。
「放課後児童クラブ」は、保護者の就労や介護などのため、家庭で面倒を見ることができない児童を対象にしたものです。

宮崎市では、共働き世帯の増加に伴い、児童クラブの数を増やしていますが、待機児童の人数は増加傾向となっていて、昨年度は173人の待機児童がいました。

こうした状況を解消しようと、宮崎市は、この春、新たな放課後児童クラブを整備しました。
子どもたちの時間を有意義なものにしようとさまざまな工夫がなされているようです。

リサイクルショップをリニューアル

宮崎市下北方にあるこちらの施設。

(大宮小児童クラブを運営するアンフィニ 甲斐さやかさん)
「3年生以上の教室になります」

元々はリサイクルショップでしたが、建物がリニューアルされ、この春から新しい放課後児童クラブとして運営が始まっています。

定員は160人で対象となっているのは大宮小学校の児童。
昨年度、校区内には26人の待機児童がいましたが、この施設によりすべて解消されました。